2013年7月

「霧多布湿原ファンクラブ・東京10周年企画展」ご案内

守るのは地元(トラスト)・支えるのは都会(ファンクラブ)
「霧多布湿原ファンクラブ・東京10周年企画展」ご案内

花の湿原霧多布を守る活動を続けるトラストを応援すべく「ファンクラブ・東京」が結成され10年が経過しました。対象物が1000キロも離れた地からのサポートですから長続きしないだろうと見られていましたが、「エコツーリズムを楽しみながら」という事で続いて参りました。
今回10周年イベントとして地元「浜中町」のご紹介と「霧多布湿原ナショナルトラスト」のご紹介を二回展に分けて行う運びと成りました。
趣旨お汲み取りの上ご支援賜ります様宜しくお願い申し上げます。

<第一回展>
「モンキーパンチさんのふるさと・浜中町展」

  
ルパン三世の作者モンキーパンチさんは浜中町のご出身で、
「ふるさと浜中会・首都圏」の会長さんを努められて居ます。
浜中町の主な産業はハーゲンダッツの原料乳を作る山の産業(酪農)。湿原からの栄養分が育む昆布とその昆布をエサとする築地で評判の「浜中うに」等の海の産業(漁業)です。山と海の方々も植林活動等地道な自然保護活動をトラストと連携しながら続けています。
またモンキーパンチ先生は度々帰郷し地元浜中町の小学生に「ふるさとを愛する気持ちと自然の大切さ」を教えて居られます。此処浜中町は「人は自然に生かされて」を実感する居心地の良い町であることをご紹介します。

<第二回展>
霧多布湿原ナショナルトラスト30年の歴史展 & 大坪俊裕 霧多布湿原の四季の写真展

自然を「守れ」では無く「そこが好きだから楽しもう」と30年前に始まった「きりたっぷにほれた会」。10年後組織化されNPO法人「霧多布湿原ファンクラブ」。
そして更に認定NPO法人「霧多布湿原トラスト」と成り損金算入の資格も得ました。
現在は目標であるイギリスのナショナルトラストに因んで「霧多布湿原ナショナルトラスト」と改称し活動を続け、本家に追いつこうと研鑽を続けています。
このNPOが評価されて居ますのは「会の運営が民間・個人からの会費や寄付」で賄われている事です。その意義をご紹介させて頂きます。
そしてこの素晴らしい霧多布の姿に魅せられ移住し17年、湿原の四季を撮り続ける写真家の大坪俊裕さんの「心の描写」を通じ素晴らしい湿原の四季の魅力を紹介します。

第一回展
モンキーパンチさんのふるさと霧多布・浜中町展

場所  国立市中2-4-3 明窓浄机館(富士見通り中央042-576 -0551)
期間  7月18日(木)~8月23日(金)
休館  日曜・祭日 但し8月12日~18日はお盆休み
時間  午前10時~午後17時
入場料  100円(小学生以下無料)

第二回展
霧多布湿原ナショナルトラスト30年の歴史展 & 大坪俊裕 霧多布湿原の四季・写真展

時期   8月26日(月)~9月28日(土)
休館   日曜・祭日
時間   午前10時~午後5時
入場料  100円(小学生以下無料)

問い合わせ先  明窓浄机館  上記ご参照
霧多布湿原ナショナルトラストTell  015-362-4600

第一回展 第二回展 同時開催
1、霧多布湿原ファンクラブ・東京10周年展
守るのは地元(トラスト)・支えるのは都会(ファンクラブ)を合言葉に国立市から
1000キロ以上も離れた東北海道の霧多布湿原ナショナルトラストの応援を続けて参りました。
対象物の無い地域からの自然保護活動です。
NPO活動でさえ継続する事は難しいと言われる中、この地域が、此処に住む人達が好きだからと続いて来た活動の一部をエコツーリズムを楽しみながらの写真とレポートを中心にナショナルトラストサポートの10年を振りかえり、この様な方法も自然保護活動の一つで有ると提言します。

写真はモンキーパンチさんを迎えて行われたオープニングパーティーの様子。

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